おととい、父を車に乗せて。。
見舞い返しを、配りに出かけた。。
２年前は、母を乗せて同じ道筋を通った。。
母と行ったのは１０月だったから、、１か月くらい季節は進んでいることになる。。
父が、、ぼそっと「母さんは、、こんな山奥からきたんやなぁ。。」と言った。。
後部座席に座っていたし、、耳も相当聞こえなくなっているので、、
私は黙って運転していた。。
しかし、、母が子供の頃通ったであろう道にさしかかり、、
母が見たであろう景色を見ると、、
母が時々話していた、母の子供の頃の思い出話が思い浮かんだ。。。
お正月に昆布をおやつに友達の家に遊びに行ったこと。。
戦後の配給で初めて長靴がもらえて嬉しかったこと。。
食べるものがなくて、、父親（私の祖父）が自分はじゃがいもを食べて、、
子供たちにごはんを食べさせたこと。。
男の子の友達が多かったこと。。。
父と母は、、夫婦としてどうだったのか、、
子供である私には分からないが、、
母が亡くなってから、、父は母をいとおしく思っているのは分かる気がする。。
「こんな山奥から。。。。」
私は、、その山奥で、○○年前の今日、、生まれた。。
