富有柿2

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今日は、、先日、父が食べたがっていた富有柿を持って行った。。。

父はコタツで横になっていた。。
「買ってきたのか」と聞くので。。。
「いや、、もらったから」と、答えた。。。

父は「うまそうやなぁ。。むいてくれるか」
と寝たまま言った。。。
皮をむいて、小さく切り分けた柿を持って行くと。。
寝たまま食べ始めた。。。
「寝たまま食べるの?」と言うと。。
「起きるが、だやい。。」と言う。。。

でもまぁ。。
「これはうまい柿や」「うまい、うまい」
と言って食べているから、、いいか。。と思うことにする。。

今日も下痢をしたらしい。。。
「病院に行けば、自分で始末しなくてもいいし、、
 ごはんの心配もないのに。。。」
と言ったが、、
やはり、、病院は絶対に行きたくないらしい。。。

「倒れれば、、それで終わりや。。」
と言う。。。

どうやら、、自宅で討ち死に覚悟なんだな。。。と思う。。。

そんなに自宅がいいのか、、
それとも、、病院がよほど嫌なのか、、分からないが。。。

もう、、病院はすすめないことにしようと思った。。