私は、、いよいよ最後通告かな。。と思ったが。。
兄は「退院しろって言われるのかな。。」と、、いつものごとく楽天的である。。
こんな状態で退院できるわけない、、と思いながらも。。。
病院ではもう治療することはないから退院しろと言われたら。。
施設を探さなくてはならないのかな。。と少し思う【兄の楽観主義が移ったのか。。。－－；】
結論から言って。。
「いつ、どうなってもおかしくない状態だ。。」という最後通告の方だった。。
今は少しでも食事が摂れているが、、
食べれなくなったらそれでどうにもならないということだった。。
今日は父の状態は主治医の言葉を裏付けるように、、良くなかった。。
「こんな状態じゃ御飯食べられるかなぁ。。」と言いつつ。。。
いつものペースト状の夕御飯が来た。。。
父のベッドを起こして「御飯だよ」と言うと。。。
父は少し、しっかりした顔になり、、
スプーンを口元に持って行くと口を開ける。。。
結局半分くらい食べた。。。
兄は「やっぱり暑かったんだ。。御飯を食べたら元気になったじゃないか」
と言って喜んでいるようだった。。。
父が何か言おうとするので、、そばに行って耳を近づけると。。
急にしっかりした声で
「そこどけって言っとるがや」と怒って言った。。。
さっきまで手を合わせて拝むような仕草をしていたとは思えない憎らしさだ。。。
まぁ、、逆にそのお陰で、、じゃ帰るね。。と病室を後にするきっかけができた。。。
頭がボケて、、病気を苦にしなくていいだけ幸せなのかもしれないと思う。。。
