時節柄。。。
戦争関係、、というか戦後処理関係の番組がいつもより多い。。。
今日は何となく体調がすっきりせず。。
居間のソファでごろごろしながらテレビを見ていたら【あれ、昨日だっけ！！？？】
沖縄返還交渉に関わった若泉という人物のドキュメンタリーをやっていた。。。
要するに、アメリカは交渉開始の半年も前に、、
すでに核を沖縄から撤去することを決めていたにも関わらず
基地を半永久的に沖縄で使用できる権利を得るために
交渉の切り札として核の撤去を日本政府にちらつかせ、アメリカに有利に交渉を進めた
ということであった。。。。
日本が「核」に対して神経質になればなるほどアメリカにとっては交渉を有利に進めやすかった
ということだ。。。
若泉は、そのことを後に知り、
自分が佐藤栄作の密使として交渉に当たり、
沖縄が返還されることが沖縄の人々にとっての最重要課題だと思っていたが
自分は逆に沖縄の人々に大きな犠牲を強いる手助けをしてしまったのではないか
という思いにさいなまれていたということだった。。。。
確かに日本政府と外務省がばかだったんだろうが。。。
若泉さん一人が悩むことでもないと思った。。。
ましてや“死”を潔いとか美化するべきでもない。。。
しかし、「今時、、死ななくても」。。。と葬り去ることも非情な気がする。。。
沖縄が返還されなければ、基地廃止という話題すらできなかったはずだ。。。
日本は鎖国している訳ではない。。。
国内だけで平和ボケした話をしているのではなく
世界で勝ち抜く戦略としたたかさを、さっさと身に付けることを考えるべきだと思うのだが。。。。
日本のことより自分の権力のことしか考えていない【そのためには手段を選ばない】奴が
中枢にいる党が政権与党ではなぁ～～～
