ジェムザール。。。

2004年9月
 母に投与するジェムザールの量や、間隔が大体決まった。そして母は9月いっぱいで退院することになった。主治医は私たちの前ではいつも鎮痛な顔で話をしていたが、母には結構気さくに話してくれているらしかった。私が病院に行くと母は「○○先生が、今日こんなことを言った」と、嬉しそうに話した。
主治医も看護士さんたちも母を苗字ではなく名前で呼んでいたらしく、それも嬉しかったようだ。
 しかし、病院でいくら親切にしてもらっても、やはり家がいいに決まっている。母は、退院の日を心待ちにしていた。
 ジャムザールは、うまくいけば癌が大きくなるのを抑え、病気に伴う痛みも和らげてくれるはずだ。
そしてもっとうまくいけば、食欲も出て、体重の増加も望めるということだった。
HPの主であるYさんは、ジェムザールの投与がうまくいき、普通の生活を送っておられるようであった。