清志郎の自画像。。。☆

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この自画像ではなくてもう一点、全く髪が無い自画像があって結構インパクトがあった。
おそらく、抗がん剤の影響で抜けてしまったのだろう。。。

いつ頃の作品かは分からないが、病気で衰えていく自分を見つめるというのは。。。
どんな気持ちなんだろう。。。

人間、年齢を重ねれば、、できることより、できなくなることが増えていく。。。

手塚治虫さんは、ベッドの上でペンを持ち、、
空中に円を描きながら。。。
「円が描けなくなった。。。」とつぶやいたそうだ。。。。

清志郎も「声が出なくなった。。」と、ある時点で思ったのだろうか???

最近、、いろいろな事について「後、、何年できるんだろう」と思う事がある。。。

命が終わるのは、仕方ないが。。。
途中「できなくなったこと」を数えていくのは。。。

切ないかもしれない。。。。

母が亡くなる年の7月ごろ
「いつまでも、父ちゃんに店を任せておけない。ちょっとずつ店に出るようにせんにゃ。。」
と言っていた。。。

母は、いつごろもう店に出られないと思ったのだろうか。。。???

清志郎の自画像は、、悲しそうにも見えるし。。。。
仕方ないなぁ~と事実を受け入れようとしているようにも見えるし。。。。
自分の存在を画面に固定しようとしているようにも見える。。。