遺体安置所。。。☆

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今回の震災の報道で違和感を感じるのは。。。
遺体に関わるような映像が流れないことである。。。
昔は、戸板に乗せて運ばれる少女のむき出しの遺体の映像が流れていたことがある。。。
中学生だったか高校生だった私は土砂崩れでドロだらけの少女の遺体を
何の予告もなく見てしまった訳だが。。。
「ドロだらけだなぁ~」と思っただけだったような気がする。。。
当時の私にとって“死”というものが、あまりに日常からかけ離れていて。。。
リアリティーがなかったのかもしれない。。。

しかし、今日たまたまディーラーで
タイヤ交換をしている間に眺めていた週刊誌で遺体安置所の写真を見た。。。。
黒いビニールシートにくるまれた遺体は身元確認のために顔の部分が見えるようになっているらしかった。。。
シートから足がはみ出ている遺体もあった。。。

さすがに顔まで確認できるような写真ではないが。。。。
体育館に多くの遺体が安置されていた。。。。

自然に涙が出ていた。。。
別に、可哀想とか痛ましいとか思った訳ではない。。。
なぜだか、、涙が出ていた。。。。

おそらく、昔の私と違うのは。。。
“生や死”というものをリアリティーをもって感じることができることだと思う。。。。

一人一人にあったはずの日々の営みや
死にいたるまでの恐怖や無念さを、、少しは想像できるようになったのだと思う。。。

死後の世界など無い。。。のは分かっている。。。
しかし、ある宗教家が言っていた。。。
「死後の世界があって、、いつかまたそこで大切な人たちに会うことができる」
と信じていた方が、、豊かな人生を送れるのではないか。。と。。。

せめて、、死後の世界で安らかに過ごされることを祈りたい。。。