恐い話。。。☆

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彦根城の石垣】

かなり昔の話だが。。。
実家の前にお祭りの昇り旗を立てる土台があった。。。
春と秋の村祭りの際には、10メートル近い高さの
【子供だったから高く見えたのかな!?】
旗が立てられた。。

ところがある年、道路を広げて舗装するために土台が移されて。。。
祭りの旗が立てられなかったことがあった。。。

で、その年のこと
私の家の周りの家で、一か月の間に4人が次々と急死したのだ。。。。
3人目は家の隣の「とめ」という名前のおばあちゃんだった。。。

さすがその頃になると、村の人たちは。。。
異常さを感じて。。。
「また、しもてかれたいといね~」
「一か月の間に、こいらい何人もしもてくちゃねぇ~」
と話題にしだした。。。
家の父は「隣のばあちゃんは“とめ”やから、これで打ち止めやろ」と
人が亡くなるのが止まるのを期待した。。

ところが、約一週間後またしても村の人が亡くなったのだ。。。

そうなると、
「これは、祭りの旗を立てなかったからバチが当たったのだ」
まことしやかに言い出す人が出てきて、噂が伝わっていった。。。

人というのは、何か自分達の力ではどうしようもないことを
神とか祟りとかのせいにしたがるのは仕方のないことなのかもしれない。。。

まぁ、神様には我慢してもらうとして。。。
根拠のないことで誰かの言動のせいにするようなことだけは慎みたいものである。。。

しかし、当時は。。やっぱり不気味だったなぁ。。。