【またの名を、トマト】
子供の頃から、トマトが嫌いだ。。。
小学校１年生の時、給食に出たトマトが食べられず、、
休み時間も教室でトマトとにらめっこをしていた。。。
しかも、昔のことなのでミニトマトなんてハイカラなものじゃなく。。。
大きなトマトを切り分けた物で。。。
あの、赤いドロドロがむき出しになって１年生のいたいけな私を威嚇していた。。。
【あぁ、想像しただけでダメだ。。。】
その時、もう一人同じように教室に残ってたんだけど。。。
その子は何とか食べて、先に遊びに行った。。。
私はどうやって許されたのかは覚えていないが。。。
とにかく、食べてはいない。。。【初志貫徹！！】
で、そんな昔の事を今も覚えているくらい大嫌いなのだ。。。。
しかし、家の子供たちは、別に嫌いではなく娘の弁当には毎日入れている。。
でも、未だに子供の頃の恨みは忘れられず【別にトマトに恨みはないが、、】
トマトとは呼ばず「赤い物体」とかたくなに呼び続けている。。
で、先日いつものようにトマトを弁当に入れようと準備していたところ。。。
何だか、「食べられるかも。。。」と思ったのである。。。
いつもはトマトを切った包丁やまな板は、入念に洗い。。。
他の食材に少しでもトマトの匂いがつかないようにしているのに。。。
「トマトを食べなければ殺す」と言われたらさすがに食べるだろう！？
と息子に聞かれて。。。
「いや、迷わず殺された方がいい」と応えてあきれられているのに。。。
「何か食べられるかも。。」と思ったのである。。。
で、食べてみた。。。
やっぱりまずかった。。。－－；
誰だよ、、
「甘くて美味しいよ。。」とか
「果物と一緒だよ。。」とか。。やっぱりまずいじゃん。。。
と、トマトを食べたことを自慢しつつ、文句を言っていたら。。。
息子が、、
「人間、年をとると子供にかえるって言うけど、、、やれやれ。。。」
と嘆いていた。。。
