自宅療養。。

 私は主治医が「余命三ヶ月」と言えば。。そう信じていた。しかし、兄は「様子からして、1年くらいは大丈夫なんじゃない!?」などと言っていた。。
 サイトで病状の進みぐあいなども調べた。腹水が溜まり始めると危険らしい。また、患者も苦しむらしい。。私は悪い方へばかり考えてしまう。。。その瞬間の状態も調べた。。。
 とはいっても、、その時、母は生きていた。。

2004年9月
 案ずるより産むが易し。。というか男二人と母は何とかやっているようだった。私は足の悪い母のためにバスチェアとトイレの手すりを買った。。
 特にバスチェアは気に入ったらしく、よく母は洗面所でも腰掛けていた。
 秋の暖かい日を浴びて、、家に帰った母はホッとしているようだった。私は元気にしている母を見ると、逆に元気づけられた。。ずっとこの状態が続けばいい。。ずっとそう思っていた。。
 しかし、、母は2005年を迎えることはできない。。という思いもいつもつきまとっていた。