命日。。

 母の命日に花を持って行く。母のためでもあるが、、父のためでもある。父は、「母の命日を覚えている人間がいること」が自分の存在を確かにする、、というか。。はっきりさせるものらしい。(うまく、言えないが)自分が忘れられた人間じゃない。。と思える証しらしいのである。
 母は花が好きだった。。私は、母が今も居るようにみんなが感じてくれればいいな。。と思って、
実家のそこここに花を飾る。
 

2004年9月
 母は、痩せて、寝ていると骨があたって痛いところがある。と言った。私は低反発のマットレスを持って行った。なかなか寝心地がいいみたいだった。
 とにかく、残された時間、できるだけ痛みや苦痛を味わわせたくなかった。腹水が溜まったら抜かなくてはばらない。
 苦しい思いをさせたくなかった。