3回目の夏。。

昨日が母の命日だったのだが、、
ばたばたしていて。。実家に行かなかった。。
無理すれば行けたのだが。。。
去る者日々に疎し、、ってこういうことなのか。。。

今日、実家に行ったら、母の遺影に新しい花が供えてあった。父が供えたということだった。
とうとう母の命日を誰も思い出さなくなったのか、、と思ったに違いない。。

父は相変わらず、、もういつ死んでもいいと言っていた。。
いつ死ぬか分からないのは、、みんな同じである。。

実家は、、母が亡くなってからも何一つ変わっていない。。

母の巾着にはまだ財布やティッシュが入っていていつでも病院に行けそうである。。
タンスの中も去年の夏物がそのまま入っている。。

ベッドもそのまま。。。
母が使っていた乳液もベッドの脇に置いたままである。。

人間は。。いやすべてのものは。。何も持たずに生まれてきて、、
すべて置いたまま去って行く。。

生まれてきた事自体が。。。お祭りなのだと思う。。