初枝。。。☆

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新聞の「おくやみ欄」を毎日見る。。。
その中に「初枝さん」という名前があった。。。

昔、可愛がってくれた伯母と同じ名前だなぁと思った。。
早くに両親を亡くした父にとって、
おそらく心の拠り所だったのが「伯母」ではないかと思う。。

父は若い頃結核を患い、養生していたらしい。。。
その時、伯母が看病したのではないか、、とこれは想像である。。

母は父の親族の悪口を言ったことはほとんど無いが、、、
一度だけ伯母について、、
「父ちゃんはああ言うが(世話になった、感謝しているみたいなこと)、、
 お姉さん(伯母)にひどい事を言われた」
と話したことがある。。。
【伯母はけっこう勝気だったらしい。。。】

その伯母は40代(43歳くらい!?)に癌で亡くなった。。
子供たちはまだ未成年だったし、、旦那さんは漁師で不在がちだったので。。。

主に父が面倒を見ていたし、、母もたびたび見舞っていた。。。
【父は恩返しのつもりもあったんだと思う。。】

もし、、伯母がもっと生きていたら。。。
と、、時々思う。。。
【いろいろ相談にのってくれたりしたかも、、とか。。】

私は、、弟の娘な訳で。。。
兄弟でよく、、伯母ちゃんの家に遊びに行ったし。。【3人で電車に乗って行った】
可愛がってもらった記憶がある。。
「○○(兄?弟?忘れた)は家に来た途端に『家に帰る』って泣いたもんや。。
 ○○(私)は、階段の下でこっそりと『帰りたい』って泣いっとった。。」
と、、晩年よく話していた。。。

山菜採りが好きで、、春にはよく実家に来ていた。。。
病気になって、、入退院を繰り返すようになっても。。。
調子がいい時は、、山菜採りをしていた。。。

「昔はこの何倍ものぜんまいを背負うことができたが、、今はこれだけしかかつげない」
「(自分の足を指で押さえて)ほりゃ、、押してもすぐに戻ってこんがいじゃ」
 【むくんでいたんだろうなぁ~~】
実家の広間に座ってしゃべっていた姿を思い出す。。。

伯母ちゃんが亡くなって、、伯父さんが再婚したり、、
伯母ちゃん家は、、いろいろあって、、

従兄弟とも長い間会わなくなって、、数年前従兄弟の一人が、、、
一人でひっそり亡くなったと、聞いた。。

父の兄弟は、、伯父さんも伯母さんも結構波乱万丈な人生を送っている。。。。
それとも、、戦争のどさくさをくぐってきた世代はみんなそうなんだろうか。。!?

小学校の時に亡くなった伯母さんだが、、
伯母さんには、、同じ家を実家に持ち、、3人兄弟の真ん中の女という共通点があり、、
ちょっとした思い入れがある。。。

うん、、伯母ちゃんのことは長くなりそうだなぁ。。。^^;