ふた~つ。。。☆

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富山駅の新幹線工事】

実家の屋号が“○○どん”で。。。
先祖の名前に由来するらしい。。。
世が世なら、、村でも大きな地主で、、
父は戦後の農地改革でたくさんの田んぼを取り上げられたと言っていた。。。

なので、もと小作が成り上がって偉そうな態度をとったりするのが
よほど気に入らなかったらしい。。。

私が子供の頃は、家は普通に貧乏だったので
変な悔しさや、劣等感はもたずに成長することができた。。^^;

で、当時実家は雑貨店を営んでいたので。。。
村の子供たちがよく、、駄菓子を買いに来て。。。
その時、店先で「○○どんのふた~つ!!」と家の者を呼び出した。。。。

私はず~っと「○○どんのふた~つ」だと思っていたのだが、、
ある日「○○どんの人たち~」がなまって
「ひたぁ~つ」が「ふた~つ」に聞こえていたのだと分かった。。♪

あと、、小さい子がパンを買いに来て「○○どんでパンを買いたい」という意味で
店先で「どんどんパンパン、、どんどんパンパン」
と泣きながら親にせがんでいたこともあった。。。。

そういえば。。
やっぱり小さい子が口がまわらなくて「とんぼころしをください」と言ってきたこともあった。。。
【どうも、とうもろこしのことらしかった。。。】

そのうち時代が進むとみんな、普通に「ごめんくださ~い」と呼び出すようになり、、、
品物を受け取っても、、「ありがとう」といわなくなった。。。

母はスーパーが出来てからお客も変わってきたと言っていた。。。

もう実家の村の人たちもお互いの家の屋号なんかほとんどの人が知らないんだろうなぁ~。。。