「ただ生きてさえいてくれれば」
これは、東日本大震災で、妻、次男、母を失い
長男と二人で暮らしているお父さんの言葉な訳で。。。
当時、九歳だった長男は今年、高校を卒業して地元を離れ
電気関係の会社に就職するとのこと。。。
将来は父の電気店を継ぎたいとのことだった。。。
放送では、父と二人暮らしになった長男の小学生の頃の映像
(一人で留守番をしてポテトチップスを食べていた・・・)
中学生になって、父のために晩ご飯を作っている様子を映し出していた。。。
そして、高校を卒業して巣立っていく息子に対する父の言葉が
「ただ生きてさえいてくれれば」だった。。。
この言葉の中に、父親のこの9年間の思いが、凝縮されているような気がした。。。
妻も子も親も亡くして、、でも長男は生き残ってくれて
様々な思いが「生きてさえいてくれれば」に詰まっている。。。
この映像のあと映った男性アナウンサーが、
一言も言葉を発せず目を見開いていたのは、涙をこらえていたのかな~と
思ったのは私だけじゃないと思うんだけど。。。
で、付け加え今日は母の87才の誕生日。。。でした♪